太極拳が体に良いことは幅広く言われていますが、その理由は何なのか。
先日NHKで科学的メカニズムから分析する放送がされました。
特集背景として、日本では交通事故からの死者数よりも転倒による死者数が2倍に上るそうです。(※厚生労働省の人口動態調査)
転倒予防の見地から、様々な研究が放送されました。
≪放送≫
●オレゴン州の研究機関からの比較研究
ストレッチ運動と太極拳に分かれ、転倒回数を調査。1年間で太極拳を行った人々の方がおよそ半分にまで減少していることがわかってきた。
●ハーバード大学でのパーキンソン病プログラム
体の動きなどに障害のあるパーキンソン病のリハビリテーションにも、週に1度太極拳が取り入れられている。
●ピーター・ウェイン准教授の研究
上記とあわせて、ハーバード大学で科学的メカニズム解明にむけた取り組みを紹介。
プロジェクトを率いている准教授へ研究内容が取材された。
研究ではモーションキャプチャーにより分析したところ、「あらゆる関節が同時に動き続けている」という特徴が分かった。
さらにこうした複雑な動きの中でも、体が地面にかけている「圧力の中心」が、常に両足の間付近にとどまり、安定が保たれている事も確かめられている。
准教授は太極拳を「まるで複雑なパズルをするように、すべての関節を連動させるようなもの」と表現し、『動きの中の薬と呼べるでしょう』と期待を寄せている。
NHK東洋医学ホントのチカラ「今こそお家で!セルフケアSP」
世界が注目!太極拳による転倒予防の効果と隠された秘密とは
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1140.html
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